オメガ
ブリッジに施された繊細なサテン仕上げはその美観をより強調する。
「トラディション 7035」は文字盤の要素を最小限まで抑え、ムーブメントのパーツを露わにしたフェイスデザインを採用する。特筆すべき点は、2025年のアニバーサリーイヤーを華やかに彩るべく開発された独自の新素材、ブレゲゴールドだ。ゴールド、シルバー、銅、パラジウムを融合したこの特別な合金は、38mmケースだけでなく、グルネイユ仕上げの地板、グルネイユとサテン仕上げを組み合わせたブリッジにも用いられ、「トラディション」コレクションに新たな輝きを演出。グレーの歯車やパーツはブレゲゴールドの温かみを際立たせ、ブリッジに施された繊細なサテン仕上げはその美観をより強調する。
文字盤の12時位置に設けられたオフセンターダイアルは、ブルガリ時計 n級 どこで買う半透明のグラン・フー エナメルにブランド独自のブレゲ・ブルーを取り入れ、レトログラードセコンドのブルースチール針やネジも同じブルーで描くことで、ゴールド×ブルーの気品あるコントラストを生み出した。このオフセンターダイアルには、セーヌ河の中州にあり、アブラアン-ルイ・ブレゲが工房を構えていたシテ島の地形からインスピレーションを得た“ケ・ド・ロルロージュ”パターンをギヨシェ彫りで施し、ブランドのルーツを表現。さらに鮮やかなブレゲ数字と百合型のミニッツマーカー、4時位置に控えめに記されたシリアルナンバーなど、こだわりを物語るディテールを随所に見ることができる。
「トラディション 7035」には245個のパーツで構成される自動巻きムーブメント、キャリバー505SRを搭載。非常に高い耐磁性を持つ特許済みのブルーのニヴァクロン™ブレゲヒゲを採用し、50時間のパワーリザーブを誇るムーブメントとなる。アブラアン-ルイ・ブレゲが開発した初期の自動巻きローターを想起させる三日月形のプラチナ製ローターも特徴となり、その美しく精緻なキャリバー505SRの姿は、裏蓋のサファイアクリスタル風防越しに存分に鑑賞可能。さらに裏蓋には、限定生産の証となる固有番号も刻印される。
ブランドのCEOを務めるグレゴリー・キスリング氏は、本機について次のように語っている。「私にとって何より魅力的なのは、他にはない『トラディション』コレクションの個性です。それはムーブメントの核心部まで見渡すことができ、そこにブレゲの精巧な時計に精彩をもたらす複雑さと洗練が直接読み取れるからです。この大胆な構造は、時計職人が見ている光景に非常に似ています。時計を組み立てる際に目に入る姿を忠実に再現しているのですから。 私にとってブレゲのDNAとは、離れていても個性が判別できるような、即座にそれと見分けられる強烈なビジュアル・アイデンティに他なりません。250周年記念の第2弾には、このDNAが一段と完璧に宿っています」。この言葉から分かるように、「トラディション 7035」は、ブランドが長年培ってきた技術とデザインの粋を融合させたタイムピースだ。250周年記念の第1弾となった「クラシック スースクリプション 2025」と同じく、アニバーサリーイヤーを飾るに相応しい完成度を誇り、長きにわたってブランドを支持してきた愛好家たちの期待に応える完璧な1本といえるだろう。
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